水草が枯れる原因は、ほぼ3つだけ。アヌビアスとニムファの育て方
先に結論
- 水草が枯れる原因は、高温と、光量不足と、CO2不足のほぼ3つです。
- ニムファは植えるだけで育ちますが、球根を腐らせないことと、掘り起こさないことが大事です。
- アヌビアスは成長が遅いのでコケがつきやすく、そのときは照明を当てる時間を調整します。
水草が枯れる原因は、ほぼ3つ
ショップで相談を受けていたころ、水草が枯れたという悩みは、魚が死んだという悩みと並んで、いちばん多いものでした。原因を整理すると、ほとんどが次の3つに当てはまります。
- 水温が高すぎる
- 光量が足りない
- CO2が足りない
この3つは、設備をしっかりそろえるか、手間を増やして補うか、どちらかで解決します。設備をけちると、そのぶん手間が増えるので、どちらにお金や時間をかけるかを、最初に決めておくのがコツです。
私も昔は、水草の水槽にCO2を添加していました。90cm水槽でリシアを育てようとしたときは、光量が足りず、水深の45cmも重なって、うまくいきませんでした。くわしくは、「祖父母の家の土間に、水槽が11本あった」に書いています。
ニムファは、植えるだけで育つ
ニムファは、水草の中でも簡単な部類で、基本は植えるだけです。ただ、球根なので、気をつけることが2つあります。
- 球根を腐らせないこと
- 一度植えたら、掘り起こさないこと
とくに、気になって何度も掘り起こしてしまうと、球根が傷んで、育たなくなります。植えたら、そっとしておくのが一番です。
アヌビアスは、コケに注意
アヌビアスの仲間は、成長が遅い水草です。そのぶん、コケがつきやすいのが、いちばんの注意点です。
水槽の中に、成長の早い水草が一緒にいれば、栄養がそちらに使われるので、コケは生えにくくなります。ところが、アヌビアスのような成長の遅い水草ばかりだと、水草が使う栄養より、水の中の栄養のほうが多くなってしまい、コケがすごいことになります。
そういうときは、照明を当てる時間を調整してください。光の時間を短くすると、コケの勢いが落ち着きます。
水草を買うときは、水中葉と水上葉を知っておく
水草には、水の中で育った水中葉と、水の外で育った水上葉があります。ショップで売っている水草は、だいたいが水上葉です。
水上葉の水草を水槽に入れると、水中葉に変わっていく途中で、一度、枯れたようになります。このとき、焦らないことが大切です。ほとんどの場合は、そこから新しい水中葉が出てきます。
また、水草は、水中葉になって成長すると、大きさも形も色も変わります。前景に置くか後景に置くかも、成長のあとの姿を見て決めてください。レイアウトを考えるときは、買ったときの姿ではなく、水中葉になった姿を想像するのがコツです。