カージナルテトラの飼い方。つまずくのは水温と白点病(塩と加温で治す方法も)
先に結論
- カージナルテトラは育てやすい魚ですが、温度管理には気をつけてください。
- 数の目安は、初心者は体長1cmにつき水1リットル、慣れた人は1リットルに1匹ほどです。
- 初心者がつまずくのは、温度管理と、病気になったときの対処です。
育てやすい魚です
カージナルテトラは、水質についてはとくに気をつけていることがありません。魚の中でも育てやすい種類です。
何匹で飼うか
私は、カージナルテトラのようなカラシンの仲間で同じくらいの大きさの魚を、1リットルに1匹ほどの数で飼っています。ただこれは、ろ過や水換えに慣れた人の目安です。
一般には「体長1cmの魚に対して水1リットル」が目安と言われていて、約4cmのカージナルテトラなら1匹あたり4リットルほどになります。初心者はこちらから始めて、水槽の様子を見ながら少しずつ増やしてください。
つまずくのは温度管理
カージナルテトラの飼育で初心者が失敗しやすいのは、温度管理です。熱帯魚は気温や水温の急な変化に敏感なので、ヒーターは9月のはじめごろから入れておくと安心です。選び方は「45cm水槽に本当に必要な機材は、ヒーターとフィルターだけ」に書いています。
初心者は、温度が固定のオートヒーターよりも、温度を設定できるヒーターを選んでください。水温を自分で決めて合わせられます。
適温は24〜28度くらいが目安で、ヒーターで26度前後に合わせると安定します。
- 冬: 水温が下がりすぎないようにヒーターを入れます。18度以下は避けてください。
- 夏: 30度を超えると水に溶ける酸素が減って魚が苦しくなるので、水槽用のファンなどで水温を下げてください。
一日のうちの水温の変化も、小さいほうが安心です。
病気になったときの対処
温度管理に加えて、病気になったときの対処も初心者がつまずきやすいところです。見つけたときにあわてないように、あらかじめ方法を知っておきましょう。
### 白点病
よくかかる病気のひとつが白点病です。薬を使う方法もありますが、私は塩を入れて水温を上げるだけで、だいたい治ります。やり方は次のとおりです。
1. 塩を入れます。45cm水槽なら、大人のにぎりこぶし1つぶんくらいです。
2. 水温を、28〜30度くらいまで上げます。
3. その状態を、3日続けます。
4. 白い点が減らなければ、薬を使います。
5. 白い点が消えても、再発を防ぐために、しばらく続けます。
水温は一気に上げず、1日に2〜3度ずつゆっくり上げます。水温が高いと水に溶ける酸素が減るので、エアレーションは強めにしてください。
コリドラスは高い水温に弱い魚で、28度前後にとどめる人も多いのですが、私は30度くらいまで上げていました。塩もこの量で、私の水槽では問題ありませんでした。ただ、コリドラスは塩や薬への耐性があまり高くないので、これは私の経験として、魚の様子を見ながら行ってください。
### 水草がある水槽では注意
塩に弱い水草がある場合は、その水槽で塩浴をしないほうがいいので、できれば魚を別の水槽に移します。白点病の薬(メチレンブルー)やそのほかの薬(エルバージュなど)も、水草に深刻な被害を与えることがあるので、薬を使うときも魚を別の水槽に移すのが安全です。
とはいえ、初心者が水槽を何本も持つのはハードルが高いですよね。それでも、できれば30〜45cmの水槽を塩浴や薬浴用に1本、予備として持っておくと安心です。その場合は、ヒーターとフィルターも、もう1セット必要になります。